2024レース③蒲郡アジアトライアスロンカップ

2024レース③蒲郡アジアトライアスロンカップ

皆さん、こんにちは!
いつもご声援いただき誠にありがとうございます。
6/23(日)エイジカテゴリー(オレンジトライアスロンカップ)と併設開催となったアジアカップに自身として初めて出場してきました。

その様子をまとめましたので、お時間のあるときに是非ご一読ください!

レースまで

前日6/22(土)の流れ
13:00~15:00 試走+導線確認
15:00~15:30 試泳
15:45~16:15 受付
16:15~17:00 ブリーフィング(説明会)

と、12時頃自宅を出て会場へ。
午後からは1分足りとも無駄にできない過密スケジュールで前日を終えた。

感覚悪っ。
試走・試泳の感覚は良いものではなく、正直不安も大きかった。


まあ、前日にいくら考えても仕方ない。と割り切り、前泊せず自宅へ。(県内なので1時間くらい。)


いつものように家でご飯を食べ、お風呂に入ってレースイメージを2.3回行い
22時くらいに就寝。


翌朝6:00起床。目覚めがめちゃくちゃ良い!感覚的に”今日はいける”そう感じた。


家を出たのは8:00くらいで9:00に会場近くのアピタに到着。
そこからアピタの駐車場でローラー20分ほど行い身体を起こす

予報より雨量も少なく、むしろ時々晴れ間もあるほど。
多少の蒸し暑さと路面状況は変わらず心配だが、なんとか怪我無く終えたい


10:15 会場入り
10:15~45 スペアホイール預入、ユニフォームチェック、バイクチェック
11:00~11:15 T1・T2セット
11:20~11:45 スイムアップ
11:55~ スタートセレモニー

いつもかなり余裕を持たせたスケジュールを立てているが、やはり当日もバタバタ。(笑)

あっち行って。こっち行って。蒸し暑さからちょっと動くだけで汗だく、、、
スケジュールを立てても必ずイレギュラーは起こるので、心配性の私は試合までに何回も動きをイメージして、当日の流れも頭に入れるようにしている。

だから、バタバタだけど焦りとは違って自分のことに集中して丁寧な準備ができる




さあ、レースまで間もなく

Swim(750m×1周回)

レース№45。

今年はまだポイントレースへの出場が無く、ポイント0の最下位エントリー。
一番最後に名前が呼ばれるのも、これまた新鮮

上位からスタート位置を選ぶことができるが、私には選ぶ権利は無く、
否が応でも最後に余った場所になる


今回のスイムスタートでは、奥側は第1ブイまでかなりの距離がありそう。

スイムアップ後の鉄平さんとの会話☟
 鉄「どう?」
 あ「感覚は悪くないです」
 あ「一番奥が明らかに第1ブイまで遠くて、私は選ぶ権利がないので奥側スタートになると
   思うんですけど、飛び出して行けるところまでブイ目指して先行するか、早めに集団の後ろに
   合流するか、どっちがいいですかね」
 鉄「先頭パックが逃げ出して、後ろは結構大きい集団になると思うから、斜めに泳いで早めに
   集団の後ろについたほうがいいかもな」
 あ「分かりました。それでいきます!」


上位陣が手前のスタート位置を選ぶ予想はある程度していたが、その予想は的中。
案の定、奥側しか空いておらず、奥から2番目でのスタート位置となった。


もうここまで来たら何を考えても仕方ない。

今の全力を出し切るだけ!

フォンの合図で一斉にスタート!

とにかく出だし!!!
右呼吸で43人の位置を確認

あれ?意外といいかも。抜けてる?
これは早めに集団に合流できるかも。奥側スタートのため、かなり斜めに泳がないと集団にはつけない。
と思ってたが、そこまで斜めに泳いでいるつもりはなかったが、集団が近い。

ん?寄ってきている??

私としては有難い状況だったのでピッチを上げ、波に乗り遅れないように泳ぐ。

「コツンっ」
あ、だれか殴ってしまった、、
と思い、左右見ても明らかに当たる位置に選手はいない
「気のせいか」
と思ったら、次は頭に「痛っ!!」
「誰やねん」
と思って左右見ても誰も近くいない。

二度の勘違いから、前方確認でヘッドアップしたら、魚の姿が。
いやいや、めちゃくちゃ飛んでるやん。(笑)
犯人はこいつらか。その後も前方確認するたびに魚が飛んでて、内心笑ってました。


余談が入りましたが、
ブイを20番前後で回り、その後の直線もほぼ集団内で泳ぎ、スイムアップ。

ここでの順位は25番手くらい

エリートで差がつくのはスイムアップ後のT1なので
少しでも前のパックに入るためにブルーカーペットを全無視して脇から抜けるだけ抜いた

Bike(5㎞×4周回)

いつもの如く順調にトランジションをこなし、バイクへ。

先頭集団にはスイム差もあり、入れなかったが第2集団でパックを形成。
日本人選手6名ぐらいと海外選手4名ほどの約10人?くらい。
ランの強い、丹野選手や一松選手、まるいちの杉浦選手など

蒲郡のバイクコースは1周回につき4回Uターンがあり、お台場並みにテクニカルなコース。

スイム後の出だしはきちぃ~
でもUターンもあるから何とか前のほうでレース進めたい


そんな気持ちとは裏腹に直線コースでうまく前に出れず、Uターンのときは毎度後方位置。


1、2周目ともにそんな状況でUターンのたびに足を使ってしまっていた

それを鉄平さんも気づいて、
「後ろすぎるぞ!集団の前にいろ!」と熱い檄。

この檄ほど気合が入るものはない



もう一度集中していこ。

その矢先だった。同集団内の海外選手2名が落車。
幸い、巻き込まれることなく回避でき、2名の選手も傷を負いながらレースを続行していたが
集中力が切れてくる後半こそ、丁寧にいかなきゃ。そう思う瞬間だった


落車により第2パックが2つに分かれ、

第1集団6~7名。
第2集団4名
私を含めた第3集団6~7名。でラスト1周へ

足を使いすぎず
でも、しっかり前との差を詰める

落車も注意しながら
なんとか無事にバイクフィニッシュ。

Run(2.44㎞×2周回+0.12㎞)

T2を抜け、見た目順位17~20位。

順位的にはあまり良くないが、10位~20位の選手はほぼ団子。
ブロック予選やその後のランセッションでも楽に走れていたので、バイク中もランがしっかり走れれば
良いところまでいける、と思っていた



ところがどっこい

悲しくなるぐらい全身が重い、、、

走り出しから動きが悪いのが分かったし、
バイクで落車しないように、と力みすぎたのか上半身も固まっていた


でも後ろから見る限り前を行く選手の動きもそんなに良くなさそう

そう感じとることができ、
とりあえず一人ずつパスしていくことだけを心掛けた


ただ、私の走りも良くないのでなかなか順位を上げられず、、、
終始前の選手と同じ距離感を保ったまま走るしかなかった(笑)
折返し後は若干の下り基調&会社の方や、あすたまの皆さんの応援もあり少し元気になる

雨でぬかるんだコースで足を取られ、余計にダメージがきていたが
ラスト1周粘るしかなかった



ラスト1周までも順位変動はなく、変わらず15~20位の位置。

バイクで一緒だった丹野選手、杉浦選手ははるか前方に。

身体重いし、ピッチも上げられない自分に嫌気が差した。けどこれ以上順位を下げるわけには。
折返し付近では、竹内夫妻(真さん、香織さん)の声援。
ここにはお客さんがいなくて、心が折れそうになる場所だったのでお二人の応援心強かった~~



ラスト半周。

またもや、ここでも鉄平さんの熱い檄を受ける。


「ラスト!前の選手より速いピッチで走れ!!」
ランスタートからこの時まで追いつきそうで追いつけない微妙な距離感で、
関選手(アクアスロン日本選手権2位)が走っていた

ほぼ並走でアルファの桝田選手も続く。

大応援団の前をほぼ3人で通過し、ラスト600mほど。

ここで桝田選手が一歩抜け出す

負けじと食らい付くが、ちょいキツイ、、、



ラストウィニングロードに入る前、
いつの間にか鉄平さんも居て、これまた檄が飛んだ

「あきらめるな!死ぬ気で走れ!!!」

最後のふるもがきで前を走っていた関選手を捉え、前に。

だが、ラストのラストブルーカーペットでまた差し替えされ敢え無く撃沈。





きっと鉄平さんの檄は関選手の心にも火をつけてしまったのだろう(笑)


結果は18位(45名出場)
http://data.gama-triathlon.jp/2024Results_EliteWomen.pdf


バイクパートを終え、あわよくばTop10ぐらいまでいけるかもと思っていましたが
結果云々ではなく、これまでの走りを最大限発揮できなかったことに悔しさしかありません



ただ、
その日のすべてを出し切れたこと
現状位置を把握、課題や成果も明らかになったので収穫の多い一戦でした。

会社の皆さんも年に一回この日だけは忙しい中足を運んで下さいますし、
同チームメンバー(あすたま)の大声援もあり、
お台場同様に幸せな時間です


まだまだ上にいける

そう強く感じたレースでもありますので、秋の国スポ・日本選手権に向けて
より一層自身と向き合い、競技力向上に努めていきたいと思います!!



会場での応援、事前の応援メッセージなど本当にありがとうございました!

引き続きのご声援を何卒よろしくお願いいたします。



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