2024レース④伊勢志摩里海トライアスロン

2024レース④伊勢志摩里海トライアスロン

皆さん、こんにちは。
ホーメックス/あすたま所属の山田 梓です!
伊勢志摩トライアスロン大会から早1週間。いかがお過ごしでしょうか。

私は少しばかり、休養(OFF)をとっております。
出場された選手の皆様・運営の皆様も大変酷暑の中での活動でしたので
しっかり休んで次に向けて準備していってくださいね!

大変遅くなりましたが、レースレポート書きました。
お時間のある時にご一読ください!

レーススケジュール

今回のレース当日のスケジュールです。ご参考までに。
5:30 起床
5:30~6:15 朝食
6:15~6:45 出発準備
6:45~7:00 母の迎え
 ※前日の夜に電車で移動してきて鵜方のホテルに宿泊していたので母を拾って会場へ
7:00~7:45 会場移動、駐車場着
    (到着は7:20頃、この時既に近くの駐車場は満車だったため第8駐車場に)
8:00~8:20 受付、メカニック点検
8:20~8:50 身体ほぐし&補強
8:50~9:15 トランジション準備
 ※昨年早く準備しすぎてバイクスタート時はドリンクがお湯だったのでギリギリまで準備せず
9:20~9:35 レースウェア着替え
9:35~9:50 アンクルバンド受取、スイムアップ
10:00~ スタート

林恭子さん撮影&ご提供!ありがとうございます。

Swim2㎞(1000m×2周回)

昨年同様、以下男女招待選手は最前列からのスタート。
女子➡No.781マリーナエルナンド(スペイン)選手、No.96山田、No.97河田選手
男子➡No.3湯村選手、No.17井上選手、No.780アルカサル(スペイン)選手、No.779ハビエルモラレス(スペイン)選手。
※漏れがあったらすみません。

10時の号砲とともに砂浜を走る。


いち早く入水したのはマリーナ選手。それを追いかけるように湯村選手、アルカサル選手が続く。
私は4、5番手。

マリーナ選手の3種目のレベルを全く聞かされていなかったので、
威勢の良い飛び出しに一瞬ビビッてしまった


いやいや、聞いてない!!聞いてないよ!!と内心ヒヤヒヤ。



その後、「スイムは飛ばしていく!」との言葉通り
第1ブイを越えたときには湯村君が単独。
少し空いてアルカサル選手。その15m後方を山田、マリーナ選手の2名が続いた。


第2ブイ・第3ブイも同様に推移。



スイムは絶対に譲れない
譲るわけがない

そう思っていたが、マリーナ選手が想像以上にしぶとく
ドラフティングも上手く使われる状況。真後ろにピッタリマークされる嫌な展開だ。



結局1周目はほぼ同時に上陸。


このままあと1周引っ張り続けると明らかに体力を消耗してしまう、、、


前をいくアルカサル選手との差はそこまで大きくない!
なんとか前に!とりあえず追いつこう。


アルカサル選手のスピードが落ちてきたこともあり、2周目の第1ブイを回ってすぐに追いつくことができた

よし。一旦休める。


末端の力を抜きながら。
右呼吸が多くなっていたので左呼吸も入れながら。

少しリラックスすることができた。

第3ブイを回ったあたりから周回選手をパスしていくのが大変だったが、
うまく間を縫きつつ、苦戦しているアルカサル選手を横目に前に出る


休めたおかげでラストまでピッチも落とすことなく泳ぐことができた。


結果、男女含めて2番目のタイムでスイムアップ(27分56秒⇒昨年28分23秒(-27秒))


だが、マリーナ選手との差はわずか、、、
果たしてどうなる?

Bike45km(15km×3周回)

女子トップでトランジへ。


が、




?!?!?!?!?!



バイクがない!!!あるべきところに走っていくも見当たらず。
行き過ぎた?と思って戻っても見当たらず。
その場を行ったり来たり、、、、

初めてのことでかなり戸惑い、TOにも「番号ありませ~ん!!」と叫ぶ。(笑)

まさかトップのほうで上がってきて、そんな選手がいるとは思ってもいないですよね、、、
ですよね。
私もビックリです(笑)

TOも「えっ?」ていうようなキョトン顔。(笑)で答えてくれず。


なんとか見つけてT1を終えたものの、マリーナ選手の姿は既に無く。
見えない距離まで広がってしまっていた。

やらかした~~~~



そう思いながらも、なんとか食らい付きたい一心だったが。




アジアカップの疲労回復に時間がかかり、バイクのベースも落ちていて
正直不安が強かったバイクパート。

その不安が見事に的中してしまう、、、


1周目は他の選手もまだ少なく前の選手との差もはっきり分かる。

半周行ったところでマリーナ選手との差を確認。
まだこの時は射程圏内だった




けど、どうしても力が出し切れない
1周目の折返しで差を確認したが確実に開いている


このままじゃ追いつけない



そう思ってはいてもペースが上がらず、いや、上げられず。
疲労、気温、ベースの低下など
様々なことが重なってただただ淡々と走ることしかできなかった





2周目も本来の走りができず。タフのユニフォームを着た男性と、別の男性を抜いたり、抜かれたり。


名前を存じ上げず申し訳ないのですが、
タフの男性の方には「調子悪いの??」と心配される始末、、、



調子悪いとも言えず
「大丈夫です」とだけ答え2周目を走る。

お気遣いありがとうございます。




マリーナ選手とはだいぶ差があるな~~。

後ろには富士ヒルクライムで優勝した河田選手の姿も近づいている。
バイクが強いのは知っていたけど、さすがに追いつかれるのはヤバい



あと1周。踏ん張りどころだ。



ここまで走れないのはなかなか悲しくなったが、
最悪、ランでしっかり走れるように。

水を掛け、水分を摂り、ジェルを飲み
最後の1周を粘る



ラスト5㎞。



「右抜きま~す」
河田選手だ。スイムで8分近くあった差をひっくり返されてしまった。

さすがの実力。
強かった。



苦しい45㎞もようやく終わりを迎えた。
バイクタイム1:29:10⇒昨年1:25:47(+3:23)

Run7㎞(2.3㎞×3周)

この日は気温36℃

熱中症警戒アラート発令により通常10㎞の距離が7㎞に変更された


昨年52分かかってしまったリベンジを果たしたかった思いもあったが、この暑さでは仕方がない。
T2は迷子になることなくスムーズに。


トランジでマイボトルの水を被り、
パルポートの高橋正俊選手から購入させていただいた氷を入れられるキャップを被って。

クーラーボックスが禁止だったため、
ステンレスボトルに氷水を入れてトランジ袋に忍ばせ代用。
T1、T2のときに掛水として使用したが保冷機能も十分でしっかり役割を果たしてくれた。
14時間ぐらいは保温保冷効果がある優れもの!



 

 黄色い枠の中に3、4個ぐらい氷が入れられる。
 つばを前にしてかぶると、おでこが冷やされ
 後ろにかぶると後頭部を冷やしてくれる。
 今大会で初めて使用したが、
 ラン1周分の時間はしっかり氷も残ってくれていたので
 めちゃくちゃ助けられた!




いざ、最終ランへ




先にバイクを終えたマリーナ選手の姿は途方もないが、
河田選手の背中はまだ目視で確認できる位置。


トランジで水を被ったので、最初のエイドはパスして前との差を詰める



河田選手のペースも上がってないようだ

商店街に入ると、地域の方の温かいおもてなしが。


ここでしっかり水シャワーをかけ、キャップに氷を3個ほど忍ばせる

少しずつリズムも出てきて1周目の激坂で2位を走る河田選手を捉え、パスしていく


激坂を上り切って下って、すぐ左に折れるとすぐに折返し。
まじで、ここからの1㎞が短縮されたのはデカい


毎エイドで水をかけながら2周目に入る



この暑さの中だったが、キャップに入れていた氷も1周は溶けずにもってくれた!

2周目も淡々と。



距離が短縮されたこともあるが、確実に昨年より走れてる!!ちゃんと意識あるぞ!!!(笑)

あっという間にラスト3周目。


河田選手との差も開いており、この時点で2位は堅かった


昨年ラスト周で歩いてしまった激坂も、今年は最後まで歩かず走り切り、

レッドカーペット付近で待ってくれていた母とハイタッチをし、無事にフィニッシュ。
ランタイム参考7㎞29:51⇒昨年10㎞52:20
https://shima-tri.com/pdf/result/2024/tri-jyoshi2024.pdf


今年も優勝を逃し、女子総合2位という結果。


2019年15位
2023年3位
2024年2位
着実に上がっているとはいえ、優勝が遠い大会



来年こそは!と毎度思っているのですが暑いレースはどうしても苦手。


まずはそこを工夫して、いつ、どんな条件下でも戦えるようにしたいです。





今回も本当に多くの皆様に支えられて無事にレースを終えることが出来ました。
事務局の皆様はじめ、三重県トライアスロン協会・ボランティアの方々、TOやスタッフの皆様。
開催にあたりまして最後の最後までご尽力いただきましたこと心より感謝申し上げます!

そして地域の皆様、沿道の方々のご協力・ご声援もとても力になりました!


まだまだ新しいチャレンジをしていく伊勢志摩トライアスロン。

私自身も、より強くなった姿で戻って来られるように一つずつ進んでいきたいと思います!



沢山のご声援をありがとうございました!!!