「あすたま」リニューアル!より気軽に、よりオープンにトライアスロンを楽しもう!

「あすたま」リニューアル!より気軽に、よりオープンにトライアスロンを楽しもう!

 トライアーティスト代表、あすたま主宰の竹内鉄平です。2025年8月より、「あすたまトライアスロンスクール」は、トライアスロンコミュニティ「あすたま」として生まれ変わります。

 今まで通り「スクール」としての機能は持ちつつ、より気軽に、よりオープンに参加できる、トライアスロンを通じた人と人との繋がり・コミュニケーションの場を提供することを目的として、日本の社会に貢献していくことをミッションとしていきます。具体的にはどういうことか?をまとめましたので、ぜひご一読ください。

岐路に立たされるトライアスロン業界

 2025年6月現在、トライアスロン業界は苦境に立たされています。まず多くのトライアスロン大会が定員割れを起こし、大会継続が難しくなってきています。自分は2023年の時点で予測をして、問題定義していましたが(参考「トライアスロンはオワコンなのか?」)、その原因は、トライアスロン人口の減少、物価高によるエントリー控えなど様々な要因が考えられます。

 弊社スクール事業についていえば、上記の理由による新規顧客の減少、一方で施設(プール)利用料は値上がりしており、経営的には厳しい状況に置かれています。これは弊社のみの問題ではなく、トライアスロン業界全体として同様の状況にあると考えています。当然のことながら、日本の経済・政治状況の影響は大きいのですが、ここではそのようなマクロな話はせずに、トライアスロン業界に絞って考えてみたいと思います。

 トライアスロンは年代別カテゴリー毎にスタートリストが並ぶのが一般的ですが、その現状を見てみると、これまでのトライアスロン大会は、30~40代がボリュームゾーンであったのが、今や50~60代といった層が圧倒的に多くなってきています。

 そして、トライアスロン人口全体が減少しています。これはデータでも明らかですが、新規にトライアスロンを始める、また学生時代にやっていたトライアスロンに社会に出てからも継続して取り組む若者が減ってきているということです。今は元気な50~60代の方も、いずれは70~80代となります。そうなったときに、果たしてトライアスロン業界はどうなってしまうのか?それは、想像に難くありません。「今のまま」では、です。

 トライアスロンといえば、「鉄人スポーツ(アイアンマン)」というイメージで世の中に広まり、過酷であればあるほどチャレンジ精神や達成感が刺激されるということで、ロングディスタンス信仰が生まれる一方、「オリンピック」を頂点とするショートディスタンスでは、国際的な統一規格(グローバルスタンダード)により、エイジグルーパーにおいてもランキング制度が導入され、順位を競い合う「競技スポーツ」として普及を行うというマーケティング手法がとられていきました。

 どちらも一定の成功を収めましたが、一方でロングはお金と時間に余裕がなければ参加できませんし、ショートはショートで競技志向が高まり過ぎたあまり、無理をし過ぎて体を壊して燃え尽き症候群に陥ってしまったり、自分には関係ない世界と足を踏み入れにくくなっている現状がある気がします。どちらにしても、参加のハードルが上がり過ぎてしまったことで、特に若い世代のトライアスロン離れを招いていると自分は考えています。

「あすたま」のこれまでとこれから

 私たち自身、これまでもトライアスロンは「生涯スポーツ(ライフスタイルスポーツ)」であり、いくつでも始められる、いくつになっても続けられるというスタンスで運営を行ってきましたが、今のトライアスロン界の現状を鑑みるに、どうしたら、もっとトライアスロンを気軽に、よりオープンに楽しむことができるか?を、我々業界に携わるもの自身が真剣に考えなくては、この先の未来はないと思います。

 トライアスロンは、3種目のうち、1種目からでも始められる、本当に素晴らしいスポーツです。有酸素運動により、メタボが解消されるだけではなく、自分の体に対してのセンサー(感覚)が鋭くなることで、健康寿命が延び、医療費が削減されます。それは日本社会のためにもなります。

 もう一つの大きなメリットとしては、「人と人との関わり」が生まれるという点です。トライアスロンを通じたコミュニケーションにより、世代を越えて、人と人がつながることで、自分の存在意義を確認することができ、メンタルを安定させることになります。そこにはプライスレスな価値があります。

 今こそより多くの人にトライアスロンのあるライフスタイルを、もっと気軽に、よりオープンに楽しんでもらいたい、そのためにはどうしたらよいだろうか?を考えました。その結果として事業としてももっと大きく発展する可能性があると考えます。

 長くなりましたが、そんな想いから、「あすたまトライアスロンスクール」はトライアスロンコミュニティ「あすたま」としてリニューアルします。トライアスロンの真の価値である「人と人との繋がり(=コミュニティ)」を求める人たちにとって、最適化された会員システムに変更します。

参加料金を下げ、より気軽に参加できるように!

 現在、物価高と度重なる増税により、手取りが減ったことで、可処分所得が減少し消費意欲が減衰日本の経済状況は急速に悪化しつつあります。いくら自分の大好きな趣味のトライアスロンとはいえ、毎月かかるコストを少しでも減らしたいと思うのは当然のことです。そこで、2025年8月度より、以下の通り会員区分の見直し、月会費の引き下げを行います。

【値下げ】1回料金(ビジター料金)
 スイム・バイク 3,850円/回 → 3,300円/回
 ラン      2,750円/回 → 2,200円/回

【値下げ】チケット会員
 月会費 3,300円/月 → 月会費 2,200円/月
(チケット スイム・バイク2枚、ラン1枚:10枚綴り11,000円)

【値下げ】オール会員(すべてのセッションに参加可)
 15,400円/月 → 14,800円/月

【新 設】スイム&バイク会員(スイムとバイクすべてのセッションに参加可)
 13,700円/月

【新 設】スイム&ラン会員(スイムとランすべてのセッションに参加可)
 12,600円/月

【値下げ】スイム会員(火~土すべてのスイムセッションに参加可)
 13,200円/月 → 11,500円/月

【値下げ】土曜会員(土曜すべてセッションに参加可)
 11,550円/月 → 11,500円/月

【値下げ】土曜スイム会員(土曜スイムセッションに参加可)
 9,900円/月 → 9,300円/月

【廃 止】平日朝スイム会員
 11,550円/月 → 廃止

 大きな変更点としましては、1回料金(ビジター料金)と月会費を全体的に「値下げ」して参加しやすくするのと同時に、これまでの「平日朝スイム」という会員区分なくし、土曜日の朝スイム(三好)を含むすべてのスイムセッションに参加できる「スイム会員」に統合します。

 更に、スイムとバイクに参加、スイムとランに参加する方は、これまでは「オール会員」(15,300円)になっていただいていましたが、「スイム&バイク会員」(13,700円)「スイム&ラン会員」(12,600円)に分けて、より参加しやすい金額に変更しました。

 更に、これまで学生割引として、学生(中学生・高校生・大学生)については、通常の月会費の半額としてしましたが、U25(25歳以下)割として、こちらも料金を値下げしてリニューアルします。

【新 設】オールU25会員(すべてのセッションに参加可)
 7,400円/月

【新 設】スイムU25会員(すべてのスイムセッションに参加可)
 5,750円/月

 しかし、会費を下げるのみでは、弊社の体力がもたないので、コスト削減とリソース集約のため、上記の会費改定と同時に、現状2拠点(知多校・三好校)で開講している金曜日の朝スイムを一拠点(知多校)に集約し、すべての拠点において、週2回ずつの開催とさせて頂きます。

 火曜日:知多校・名古屋校
 水曜日:三好校
 木曜日:名古屋校
 金曜日:知多校
 土曜日:三好校

 平日と土曜日の垣根がなくなることで、よりフレキシブルにライフスタイルに合わせて、セッションにご参加いただくことができるようになればと思います。

 急な変更で、皆様にはご迷惑をおかけする面もあるかと思いますが、これを機に、より積極的にセッションに参加する機会を増やしていただき、より健康的で充実したライフスタイルを実現していただければ幸いです。ご不明な点などございましたら、スタッフまでお気軽にお尋ねください。

今後ともトライアスロンコミュニティ「あすたま」をよろしくお願いします!