日本エイジグループトライアスロン選手権
あすたまランニングコーチの源信(げんしん)です。
日本エイジグループトライアスロン選手権・宮崎大会のレースレポートです。
総合28位、年代(55-59)1位、2時間12分14秒
S26’37″(96位)、B64’15″(26位)、R39’34″(22位)

ここで年代別で勝ってチャンピオンになる為に1年間ずっと頑張ってきました!
年間4レースの合計ポイントでチャンピオンが決まる、最後のこのレースだけはポイントが高いので今季3勝プラスこのレースに勝った選手がチャンピオンとなる。
同年代で3勝しているのは自分を含めて4人、最大のライバルは自分が過去一度も勝った事のない高橋泰夫さん。
今年はケガで苦しんでいたようだが3勝してここに来ると言う事はそれなりに仕上がっているはず、同じタイプなので離されては勝負にならない。スタート前に高橋さんの位置を確認しておく。

荒れた海で苦手のスイムだが勝つ為には最初から攻めるしかない!スタートから全力で腕を回す。新しいウエットスーツの力もあって高橋さんの前でスイムアップすることに成功!その差は約10秒。
トランジを無難にこなし、こちらが前でバイクスタート、後ろからプレッシャーをかけられペースを落とす事はできない。
暑さもあったのか踏みすぎたか序盤で脚が攣ってしまう、3回ほど攣ってスローダウン…それでも割と早いタイミングで回復してくれたので大事には至らず10秒差を保ったままバイクフィニッシュ。

この時点で年代2位、2分30秒ほど前にスイムの早い嶋谷さん、10秒後ろに高橋さん、ラン勝負になって美味しい展開のはずだがもう脚はあまり残っていない。
ランは10km。攣らないギリギリのペース、3分50秒にペースを設定、高橋さんを少し離しつつ、嶋谷さんを2周目で捕える、ここで年代トップ。沿道やすれ違う仲間から檄をもらうが反応する余裕は無い。
ラスト1周、高橋さんと1分ほど差をつけたところで両脚が攣ってしまい完全にストップ。10-20秒…今回はすぐに回復しない
泣きそうになったところで沿道のテツロー君が声をかけてくれた「まだトップなんだから頑張って!」

この声で何とか再スタートできたがペースは上がらない、追いつかれたら勝負できる力は残っていない、勝つ為には逃げるしかない。後ろを確認したいのだが振り向いたら首が攣りそう。

残り2km、再び攣りそうになってペースを落とす、追いつかれそうで怖い、折り返しで差を確認すると思ったより近い、次に攣ったら抜かれる…でももうちょい!最後は振り絞ってゴール、なんとか逃げ切った!

直後に両脚ハムが攣る、倒れた身体を起こそうとすると両腕と腹筋が攣ってもう動けない、情けないが車椅子で医務室に運ばれる。

結局ゴールでは33秒差、こんな辛いレースは初めて、でも勝った!それだけでもう充分!
宮崎で勝つまで酒を飲まないと決めてまる1年、久しぶりのビールは美味しすぎた![]()

これで今季のレースは終了、これからはちょっと休憩、太ります!
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