伊勢志摩里海トライアスロン大会。7年越しV!!
- 2025.07.14
- あすたま
ホーメックス株式会社/あすたま所属の山田梓です!
大変遅ればせながら先日行われました伊勢志摩里海トライアスロン大会のレースレポートを書かせていただきました。
是非、ご一読ください!
Swim2㎞(1km×2周)
水温27~28℃、気温が高かったので、水が気持ちい。
W-upを10分ほど行い、スタート位置へ。
ここ数年最前列からのスタートだったが、今年から新設されたミドルチャレンジの選手からスタートしていくルールだったので全体としては10列目ぐらいを位置取る。
(勿論、ショートの部では最前列で構える)
スタートの合図と共に8人ずつ砂浜を駆け抜け、海へ
約2分後、私も勢いよく海へ飛び込んだ。
スペインの男性選手(Diego)を視界にとらえ、真後ろに付く!!!
2~3ストロークしながらもう一人のスペイン女性(Alzaga) を探すが、近くにはいなさそうだ…
安心したのも束の間…
右足に付けたアンクルバンドが緩み出した!!!!!!んっっ、これはやばい。
一瞬その場で止まり、締め直そうとしたが
いや、待て?
ここで、もし海に沈んでしまったら記録なし??
Diegoにも離されてしまう。
たった数秒の間に色んなことが頭をよぎる。
結局、アンクルバンドはゆるゆるのまま泳ぐことに。
だが、いつ外れるか分からない不安の中で全然泳ぎに集中できない。(笑)
先にスタートしたミドルの選手たちをパスしていきながら、最低限Diegoにも離されないようについていく
もはやこのアンクルバンドをどのタイミングで締め直すか、脳内はそればっかり。笑
極力右足のキックは控えて、左足でカバー
その分プルのピッチを上げて泳速だけは落ちないように意識した

選手が多いタイミングでは何度かDiegoを見失うが、緑キャップだし身体も大きいからすぐ見つかる!
1周目の最後のブイまでには何とかミドルの選手たち全員をパスし、
そのまま1周目の上陸へ向けて泳ぎ続けた
全体2位で2周目へ
2周目へ向かう際の飛び込みも慎重に…
よし、アンクルバンドはちゃんと足首にあるぞ。
(アンクルバンドの話しかしてないやん。笑)
2周目の第1ブイまでで少しDiegoと差が付いたが、第2ブイ回ってすぐに追いつくことができた
Alzagaとの差は全く分からない
水温も丁度良くて、Diegoに付かせてもらってたおかげでめちゃくちゃ楽に泳げている

そのままお互いの位置関係は変わらず、2周を終えスイムアップ。(28分15秒 1位)
アンクルバンド生きてて良かった~~~~~
さあバイクへ!
Bike45km(15km×3周)
昨年はT1で自分のバイクを見失うという大失態をおかしていた…
出口の導線は確認していたが、入口の確認を忘れていた
今回は念入りに?スイムアップからの導線、バイクの位置、出口の導線と当たり前のことを丁寧に確認。笑
それでも不安はあったけど、今日は一発でMyBikeを発見!!!!
まずは緩んだアンクルバンドを外し、ウェットを脱ぎ、アンクルバンドを締め直し・・・
よし、これで準備OK
志摩トラ出場以来、一番スムーズにT1できたかも。
その間に先頭でスイムアップしたDiegoは見えなくなり、後ろのAlzagaとは1分半くらい?の差
巡回マーシャルの真さんから、「後ろ離れてるから、マイペースで!!」と声をかけてもらう。
その言葉通り焦らず1周ずつしっかり走ろう。と気を引き締めた
いつものトンネル前でCEEPO代表の田中社長の姿を確認。
ここをトップで通過することも私の使命だと勝手に思っている。今年もそれは達成できたから良しとしよう。

半周を終え、折り返して間もなくスペイン選手(Alzaga)の姿が!!!!!もう来た?!
ちょいマイペース過ぎたか??
そんなこと思っている間にもどんどん迫られ、折り返してすぐの長い登り坂で早々にパスされた…
下半身の身体つきヤバいとは思っていたが、こんなにすぐ抜かれるとは。
1周ももたず2位後退。(スペイン選手はOPEN参加のため、現時点でも女子トップ)
抜かれてしばらくは視界に入る位置にいたので、これ以上離されないように必死に走る
1周を終え、2周目に。
この時点で多くの選手がバイクに移っていたので、声をかけながらパスしていく
意図的なドラフティングもなく個人的には過去イチ走りやすかった
志摩トラが愛される理由の一つはここにあるんだな~と実感
志摩トラ特有のアップダウンがボディーブローのようにじわじわ身体を痛めつける
補給も忘れず、しっかりと。
徐々に身体も火照ってきた。
帰りにエイド寄るか~~
Alzagaとはだいぶ差が空いてしまったけどダメージを残さないためにエイドで水をかけることを選択。
ここでトラスーツに忍ばせておいた下記の補給物をボトルへイン!
・Pro5 ⇒ https://alexis.ne.jp/ ※アンバサダー契約しています!興味ある方はぜひ!
・パラチノース ⇒ https://www.palatinose.jp/ ※個人的に愛用中!これ飲み始めてハンガーノックしなくなりました!!
冷たい水もかけてもらって、復路の登りへ。ここで息を吹き返す
アイシングが良かったのか登りもスイスイ
トンネルに入るとなお、その効果を実感しちょっとだけ元気になった
そのままラスト周回へ

とりあえず、スペインの選手も一般の2位の選手も誰がどこを走ってるのか分からないので
淡々と漕ぎ続ける
毎月のレースや
バイクの練習不足もあって
ただただ乗ることしかできない
しまいには左腰も痛みだして、乗りながら体を動かしてほぐした
それでも一向にうまく走れないので、気分転換にさっきのエイドに立ち寄る。(笑)
エイド寄りすぎ??
何とかラストの坂も登り切り3周フィニッシュ。(1時間27分40秒 71位)←エイドに寄りすぎたせいにしよう。
Run10㎞(2.5㎞×4周)
T2もしっかり確認したから大丈夫!!保冷バックに入れておいた水を頭にかけ、水膨れ防止の為靴下を履き、いざ10㎞!
んんっ~~
バイクで疲弊した腰が機能せず身体重い~~~~
昨年は暑すぎて距離が短縮されたけど今年は短縮なし!
過去、50分以上かかったこともあるランなので、ともかく垂れないように。しっかりまとめよう。
ビン玉ロードを抜け市街地へ
毎年ここのおもてなしには本当に救われる
今回も水シャワーに、氷に。ありがとうございます!
市街地の皆さんの声援を力に歩を進めていく
ある人は「おぉ~速いね、頑張って~」
ある人は「女子トップかいね?すごいね~!!」
ある人は「あらま、女性なのに速いね、しかもベッピンさん」(異論は受け付けておりません!!)
有難い声援を沢山もらってあっという間に1周。

2周目は少し垂れてしまったけど、水シャワーと氷でギリ耐える
蒲郡のレースで痛くなった肋骨は大丈夫そう。一安心。
やはり名物の激坂は、いつ走ってもキツイ(笑)
もはや歩いても走っても変わらん。(笑)
毎エイドで補給しながら粘りの走り。
今回日焼けのダメージを残したくなくて半袖タイプのトラスーツにしたけど、正解だった気がする
例年だとバイク途中から背中の日焼けが痛くなるけど
今回は身体が守られていてそこまでへばってない
袋に入れてもらった氷を首筋に当てながら懸命に走る。
ラスト終盤。大きな崩れもなくゴールテープへ。
残念ながら打倒スペイン選手とはならず悔しいですが、念願の女子総合優勝達成。(43分40秒 16位)

この伊勢志摩でトライアスロンデビューを飾った6年前
デビュー戦は女子総合15位。表彰台は夢のまた夢でした
そこから
2019年 15位
2020年~2022年コロナ禍により中止
2023年 3位
2024年 2位
2025年 1位
この6年間で出会った多くのトライアスロンを愛する皆さんのご支援、サポート、お力添えのお陰で
ここまで歩み続けることができました。本当にありがとうございます。
まだまだ、目標はもっと先です。日本一目指して頑張ります。
私の活躍にぜひ期待してください!!
どうか更なるご声援とお力添えを何卒宜しくお願いいたします!


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