第79回国民スポーツトライアスロン大会(わたSHIGA輝く国スポ2025)

第79回国民スポーツトライアスロン大会(わたSHIGA輝く国スポ2025)

皆さんこんにちは。
ホーメックス/あすたま所属の山田梓です。
9月28日に滋賀県で開催されました国民スポーツ大会(旧国体)に島根県代表として出場してきました。

以下、レースレポートです
お時間のある際にご一読いただければ嬉しいです。

Swim1.5㎞

AM8:00の号砲を47都道府県、82名の選手たちが待つ。

試合前日は風も強く波も高かったが、今日はほぼ風もなく波もない最高のコンディション(気温24℃、湿度73%、水温26℃)

AM7:45
北海道から順に選手紹介が行われ
私たち島根県選手は32番目にコール。前日に選択した番号のポンツーンへ向かう。

↑女子スタートグリッド(島根県30番を選択)※前年のフィニッシュ都道府県順で選択していきます

有力選手が左右に分かれていたので、バトルは無いと予想。


一瞬の静寂の後、スタートの号砲が鳴る。

琵琶湖はめちゃくちゃ遠浅で深くなったと思ったら、また浅くなるみたいな。
ランとドルフィンスルーのテクニックも必須の条件だった
(私自身、国スポの1ヶ月前に下見で来て練習していましたが、その際にこのビーチランで右足を捻挫…)

実際トラウマとなり、この日も正直躊躇しながらのスタートになってしまった


それでもうまくドルフィンスルーも使いながらまずまずのスタート


第1ブイまでは350m
集団が大きいまま20人前後で第1ブイを回るが後方に押し出され位置取りに苦戦


第2・第3ブイの間が25mずつと短く、第1ブイでの失態が尾を引き第3ブイを回ったときには
前方に大集団。
そのままズルズルと離され、1周目上陸時点で11~12番手。
でも、意外と焦りはなかった。まだまだここからだぞ。そう言い聞かせた。

少し前には小原選手と野田選手。一つ後ろには杉原選手。
おそらくここのパックでスイムアップだろうなと思いつつ前泳の選手の流れを利用し泳いだ。


少し前には小原選手と野田選手。一つ後ろには杉原選手。おそらくここのパックでスイムアップだろうなと思いつつ前泳の選手の流れを利用し泳いだ。

2周目の途中で、腰に異変が・・・海より浮かない湖のせいか体幹部の疲れ?疲労?力み?が急に襲い掛かってきた(笑)
まあ、どうにもできなかったのでそのまま泳いだけどとにかく2周目は心拍云々より
そっちに気を取られてしまった

でも今までは1.5㎞泳いだだけで腕がパンパンになってしまっていたのが、今回はその症状が無かった!これは良い傾向。



2周目を先程と変わらない11~12番辺りで終え、トランジへ

いつもより心拍上がってないし、なんかいけるかも??

Bike40km

T1をスムーズに終え、バイクパートへ。

スイムでも一緒だった小原選手、野田選手と3名の集団を形成
後ろから少し遅れて杉原選手が合流(これは心強い。笑)

スイムを終えて
第1集団⇒中山選手、桝田選手の2名。
第2集団⇒井出選手、甲斐選手(旧姓:池口)、関選手含む6~7名のパック
第3集団⇒小原選手、野田選手、杉原選手、山田の4名


T1から2㎞移動して、農道の大きい道を往復5㎞を7周回して、また2㎞走ってT2(会場へ戻る)へ走るコース。

杉原選手が集団をコントールし、まずは第2集団を追いかける

1周目を終え、なかなか差が詰まらず。さらに杉原選手から「回していこう、近づいてるから!」と声がかかる


私を含め、野田選手・小原選手4人で必死に前を追う。


ようやく2.5周回目で第2集団を吸収。
第1集団⇒中山選手、桝田選手2名変わらず
第2集団⇒山田、杉原選手、甲斐選手、井出選手含む10名ほど

集団が大きくなればなるほど位置取りも大事になる。

立ち上がりで足を使いたくなかったのでUターン前には前方に位置できるよう心掛けた。
でもそれはこの集団にいる全員が考えていることなので
その中でうまくコントロールすることは容易ではない


さて、第1集団との差はというと1分30秒前後を行ったり来たり。


人数で言えば圧倒的に有利にも関わらず、前を走る2人の差が一向に詰まらない

一時10秒ほど詰まったがまた次の周回には差が開く。そういう状態が延々と続いてしまった

ここでも杉原選手が「前出たらペース落とさないで!」「みんなで回そう」と声をかけた

10人以上の集団だとどうしてもレベル差があり
ローテーションがうまく機能しないこともある

脚が残っている数名で逃げれば良かったのか、このままで良かったのか
レースを終えてみて感じることがある。


しっかり練習を詰めていれば数人で逃げることを選んだかもしれないけど、今回は勝負に徹した

結局、第1集団との差は1分30秒ほどのまま。ラスト1周。
前との差が詰まらないことを感じた集団は明らかにペースダウン。牽制状態に。
それを感じたので水分をしっかり取りつつ最終ランへ備えることにした

Run10km

割と前でT2に入ったが、うまく靴が履けず… T2でモタモタ。
同じ集団にいた選手に先行され9位くらいでトランジを抜けた

脚はさすがに重いけど、全く動かない感じではない!




あすたまで指導していただいている鉄平さんにも源信さんにレース前に確か同じようなことを言われました

”練習が詰めていないなら攻めずに耐える”

いつものレースパターンはバイクが終わって勢いのままトランジを飛び出し最初からエンジン全開で突っ込む。(笑)
これが悪い訳ではないけれど、
7月8月と本当に体調が優れなかったり、怪我もしたりで。継続した練習も高強度の練習もほぼ出来ていませんでした。


なので、前半は少し余裕があるくらいに抑えて抑えて

少し抑えた状態でも、何故か登りはラクに感じてトランジを出た時には8-9位ぐらいでしたが
1周目を終え5位までアップ。


それでもバイクで第3集団を走っていた選手の中にはランを得意とする選手が多数。
猛追が怖かった。笑
世界デュアスロン選手権にも出た、福島弥生選手や、最強夫婦の呼び声高い高橋真紀選手、丹野エリカ選手、瀬戸いくみ選手、インカレチャンピオン島崎真央選手などなど。

名前を挙げたらキリがありません(笑)



まだ序盤。上記の選手たちともまだ差がある。焦らず落ち着いていこう。それだけを言い聞かせた。


さすがの走りで島崎選手、高橋選手には2.5周目でパスされ後退(このとき5位?)

上にも書いたように、高強度の練習はできていませんでしたが
ランの動きは9月に入ってから良くなってきていることを実感していたので、その成果は出ていたかなと思います。


残り1.5周時点で変わらず5位。


福島選手にもパスされ、残り1周で6位?後退。さらに後ろには瀬戸選手、丹野選手の姿も確認できた

あと2.5㎞。果たして順位はどうなるのか。



ラストの片道で瀬戸選手に抜かれ一時7位に。最後片道1.25㎞の勝負。

まだ瀬戸選手の背中は近い!んでもって、まだ脚は動く!最後の下りで少しギアを上げ再度抜き返し現在6位。

後ろを振り向く余裕はないので足音だけの確認だが、付いてきている感じはない!



このままいけるぞ!




そのまま猛追を振り切り、ブルーカーペットを走り抜けた。結果、6位入賞。
サングラスを外すことも忘れてゴールに飛び込んでいた

県勢女子初の入賞。女子総合5位、男女総合8位というおまけ付き。最高の瞬間でした

★公式リザルト★
https://kirokukensaku.net/5NS25/pdf/4602100000000-DT_PDF-PD11-2-20250928114925929.pdf

競泳では実力が足りず何も貢献できませんでした

引退し、競技転向して7年目。
国スポ(国体)4度目にして初めて島根県に得点を重ねることができ、非常に嬉しく思います。


現地で応援して下さった方々も、激励のメッセージを下さった皆さんも本当にありがとうございます!
全ての声を力に、エネルギーに変えることができました。
ここまで、特にここ数か月は苦しい時間が多かったですが自分と向き合うことを諦めた日は1日もありませんでした。
その積み重ねがあっての今回の結果だと思っていますので、
また来月の日本選手権に向けて自身と対話しながら最高の準備を進めていきたいです。

引き続きのご声援をよろしくお願いします!!!