2024レース②島根県さくらおろち湖スプリント大会(国スポ兼日本選手権予選会)中国ブロック予選会

2024レース②島根県さくらおろち湖スプリント大会(国スポ兼日本選手権予選会)中国ブロック予選会

皆さん、こんにちは。
ホーメックス株式会社/あすたま所属の山田梓です!

先日、地元である島根県にて国スポ兼日本選手権予選会が行われ、出場いたしました。

お時間あるときにご一読ください!

ブロック予選会とは

 ブロック予選会とは、以下の代表を決める一戦のことを指し、9月までに各ブロックで選考会が行われます。
①国スポ(旧国体)(開催地は各県持ち回り)
②日本選手権(基本:東京お台場)
国スポは各県男女2枠、日本選手権は前年に出場した各ブロック代表の結果により、次年度出場できる人数(枠)が各ブロックに配分されます。
※枠内に入っても認定記録級(スイム400m・ラン3000mの合計)男子15級(14:01.93)、女子20級(16:51.21)以上無ければ参加資格が得られません。
https://www.jtu.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/11/jtu_tt_202010.pdf

今年の中国ブロックの日本選手権の枠は男子2、女子2。

男子はこれまでも2枠だったのですが、女子が2枠になったのは今年初。
昨年一緒に出場した池口選手(今大会のライバル)が健闘してくれて枠が増えました!

【今大会スタートリスト】
https://drive.google.com/file/d/1xKL7L3-w1WtkCAPcgkOcorPLtjs-Xi37/view

女子13名、男子31名。

結果はいかに。

Swim750m(375m×2周回)

朝は生憎の天気。8時までは雨も降り、路面も濡れていた。

スタートは9時30分。
8時に会場入りをし、雨があがったことを確認して15分ほどランW-upへ。
その後、受付、T1・T2セットを終え、スイムW-up。

水温23℃。20℃以上なのでエリートレースの規定によりノンウェット。

20℃以上あるとはいえ、雨上がりで山奥なので肌感覚以上に寒く感じた。
名前がコールされ順に位置に付く。
私は池口選手の横へ。

フローティングスタートのためスタートコールまで水中待機。
だが、運営側から「3分前~」の声。(笑)

いや、寒すぎるて。入水してからの3分は長い、、、
結局最初のほうにコールされ入水していたので、5分近く水に浸かった状態。

鳥肌立ってきたわ~~

早くしてくれ~~
とりあえず止まってたら寒いのでその場で動きながら寒さを和らげる

「30秒前」
ようやく始まる。


フォンの合図とともに一斉にスタートを切った

出だしは良い。
池口(一昨年優勝、昨年日本選手権14位)、山田、吉崎(若手のホープ50mスイム28秒の持ちタイム)
3人が横並びで泳いでいく

100m過ぎ。池口選手が仕掛け、前に出る。
”ここは逃がさない”
そう思っていたのだが、吉崎選手とのバトルでうまくスピードが上げられず少しずつ差が開いていった

池口選手が一人で先行し、私と吉崎選手が追う展開。
バトルを避けたくて前に出させたり、前に出ようと試みたが、どうも横にべったりついて離れない、、、


これでは互いに消耗するばっかりだ

あっという間に1周目が終わり、2周目に。先頭とは20秒。

これ以上離されたくない


が、1周目と同様に2人でバトルし合ってしまったので互いにスピードが上がらず。
ヘッドアップするたびに先頭との差が開いていくのを実感した。


結果的にスイムだけで40秒の差。苦しい展開となった。

Bike18㎞(4.5㎞×4周)

スイム後は、T1までの激坂。
もう、これは名物と言っても過言ではない。

恒例の坂もなんとか終え、バイクへ。
吉崎選手と2人で先頭を追う。

バイクコースはほぼフラット。割と高速なコースレイアウトになっている。


まだ高校生の吉崎選手はバイクを少し苦手としているので、
私が長めに先頭を引き、前に出れるときに前に出てもらう

そのルールを決めて走った

が、一向に先頭は見えない。


沿道の方から先頭との差が聞こえてきたが、スイムアップから変わっていないようだった

なんとか先頭の背中が見える位置までは!

そう思いながら必死で回すが、どうも足が重い。
回しているというよりも踏んでいる感覚のほうが強く、ペダルに力が伝わっていないのが
よくわかった


3周目で周回遅れの選手を何人かパス。

ラスト4周目。
遠目に背中が見えたが、これまた周回遅れの選手。


先頭との差が一切分からずT2へ。

Run5㎞(1.25㎞×4周回)

降車ライン目前で、池口選手との差を確認!

まだT2を出たばっかりだ。ラン次第では逆転もできる。


そう言い聞かせトランジを終え走り出す。

「軽い!」
これはいけるかも。

スイムでの40秒差がバイクでは広がらず、先頭までは変わらず40秒。

1周目から全開でいったが、1周目を終えても40秒差。


少し詰まっている気はするけど、まだギア上げないとダメか、、


ランコースは緩やかな上りの後、折り返して下ってくる。

下りを利用してピッチを上げることを意識した

2周目終了時点、25秒差。


あと2周。ギリ届くのか、届かないのか。
沿道の声援も徐々にヒートアップ(笑)


しかし、3周目は池口選手も詰まってきているのが分かったらしくペースを上げたとのことで
5秒しか縮まらず。ラスト1周にして約20秒差。
”いや~なかなか厳しいぞ~”

内心、焦りがありながらも
今出せる力を出し切ってそれでもダメなら仕方ないと割り切った。


ラスト半周。距離にして約600m。まだ100mぐらい差がある


いけるか。

差せるか。



ゴールテープまでの直線。振り絞る。


結果、5秒ほど及ばず2着でのフィニッシュ。
<リザルト>
https://drive.google.com/file/d/15FdHpuT9c_T-e8xywnzIDkVtRCS949xy/view

優勝という目標に届かなかったこともそうですが、
一昨年と同じようなレース展開をしてしまったことが情けなく、悔しいです。

また、出発直前に体調を崩したことで喉の痛みが発症。
移動中もほぼ寝ていて、金曜日は鼻水・頭痛がひどく20時前にはダウン。
翌日土曜日は少し良くなりましたが喉の痛みは消えず、風邪薬に頼りましたがダメでした



一昨年、昨年と故障を抱えてのレース。
ようやく万全で挑めると思ったのですが、ベストコンディションで迎えられず。

地元開催でのレースは毎年特別で幸せな時間。


来年こそ最高のパフォーマンスが届けられるように、またコツコツ積み上げていきます。


沢山のご声援ならびにメッセージをいただき、本当にありがとうございました!
2着ではありますが、10/6佐賀国スポ・11/17東京日本選手権への切符を獲得することができました。
まだまだシーズンが続きますので、一層のご支援・ご声援を何卒よろしくお願いいたします!!

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