初出場の初優勝

初出場の初優勝

こんばんは。トライアーティストの田中です。

2021年11月28日(日)に行われました
カーフマンジャパンデュアスロングランプリシーズン19 第1戦:東海ステージ
に出場しました。

開催地:国営木曽三川公園内特設コース

結果:1位/11位

レースレポート

レース前日

前日なので調整。バイクセッションは感覚を確かめる程度で短い距離で終了。バイクを乗っててしっくりこない感が気になったが前日なのでどうすることもできず、とりあえずこのまま出るしかないと帰ってきてシューズをゴム紐にし軽くジョグをしてトランジションの確認。
不安ではあったが、初めてというのもあり楽しみでもあった。

レース当日

朝6:00に家を出発。エリートはレースが12:00からだったので会場入りして時間に余裕があった。アップするにはまだ早いと先に受付をし、ゼッケンやナンバーシールの準備、1周だけバイクの試走に向かった。
その後は軽く体を動かしながら一番最初のスタート、ジュニアの部を見る。
その後キッズ、ビギナーと続き、エイジの部に出場するみなさんにいってらっしゃいの声かけ自分もバイクアップに向かった。

ジョグをしていると10月の日本選手権で戦った選手がちらほらと。だんだんと緊張してきた。
エリート男子が80人くらいに対しエリート女子は11人と少なく、それもまた緊張する。
寒さはそれほどだったが徐々に風が強くなってきたのが心配だった。
自分のペースでアップしていると、気づいたら招集の10分前。
急いでレースウェアに着替えスタート地点に。

そして選手のコールが始まり、エリート女子がスタート。

レース

ファーストラン 1km×5周回

少人数でバイクに移りたかったので最初を少しペース早めで走る。なかなかハイペースな気が、、、1km地点で時計を見ると「3’33」!
集団は何人か、みんなの様子を確認しながら2周目に入る。
そこまで広がらずに集団のままだった。
この時、ここからどのくらいのペースでどういくか考えながら、
ただ、まだファーストラン。ここで上げすぎてもよろしくないと、少人数を作れるくらいのペースで走る。
最初は集団だったが、先頭を交代しながら走り、ペースを上げることはなかったが徐々に後ろを振り落としていく。
5人から最終的に3人でトランジションに入りバイクスタートとなった。

ファーストラン 19:39  3位/11位中

バイク 5km×6周回

3人で回していこうと言う声かけに返事をしスタートしたものの、
風がきつい、、、そして、3人というのもきつい、、、
でも後ろに追いつかれては意味がない。何としてでも3人で逃げ切るためにしっかりとローテーションをしていく。
ペース的にはきつくはなかったが、自分はバイクスキルが十分でないため先頭に出るときやコーナー後の立ち上がりで毎回足を使ってしまう。
スキル不足を感じながらも、なんとか3人で協力しセカンドランに向けてトランジションに入った。

バイク 53:52 3位/11位人中

レース後にメーターを見たら、行きは26~28km/hに対して、帰りは41~42km/hちょいでした。

セカンドラン 2.5km×2周回

トランジションを上手くこなし1番でスタートをきる。
いつもトライアスロンのレースではアシックスの「メタスピードスカイ」を履くが、今回は直前まで悩み、ファーストランもセカンドランもナイキの「アルファフライ」で挑戦。

自分はバイク後のランを粘れるタイプだと思っていたので、先頭に出て自分のペースを作ろうと考えていた。
だが、2人はぴったりとついて先頭交代もしながらいこうという勢い。
「まだスタートしたばかりだ、焦るな自分」と。
気持ちよく折り返し地点まで行き、Uターンすると一気にものすごい向かい風。
進んでる感じが全くなくキツすぎる、、、ペースが上がらない、、、
何だか走っている自分にキレがないようにも感じる。そのせいかもっときつく感じてしまう。「耐えろ自分」と唱えながらずっと一緒に3人で走り、2周目でペースを上げていくつもりがそんな余裕がなく、これは最後の勝負になると確信した。
仕掛けるタイミングを考えながらこのまま様子を見て走る。
スプリント勝負には自信がなかったのでラスト1kmで千切りにかかった。
ダッシュダッシュダッシュ。

結果は。。。
ギリギリではあったがなんとかトップでゴールすることができた。

セカンドラン 19:47  1位/11人中

感想

今回初めてのカーフマンということで、レース前、どういうペースでにいくのか、どのような展開になるのか想像がつかないでいました。
ですが、日本トライアスロン選手権でも一緒に戦った選手にアップ時に声をかけていただき、このようなレース展開になりました。

「11人で牽制しても面白くないからファーストランでパックを作ろう。自分と美沙樹が少し前に出よう。ついてきても4~5人くらいだと思うから、バイクもそのパックのままで、あとはセカンドランは勝負になったらなったでお互い頑張ろう」

ファーストランで1人で出ても1人でバイクを逃げ切る力はないし、11人のままいっても、ただただ最後の5㎞全員で頑張っておしまい、になってしまうと考えていたので、このようなレース経験ができてとても勉強になりました。

優勝できたのも嬉しかったですが、こういう風にレースができたこと、良い経験ができたこと、新しい刺激がもらえたことにすごく嬉しく思いました。
納得できる走りはできなかったし、バイクでの力不足を感じましたが、これからも競技をする上で、少しでもプラスになったかなと感じました。

来月、お台場で日本デュアスロン選手権が行われます。
出場を予定しているのでそれに向けて残り1ヶ月切りましたが、しっかりと準備していきたいと思います!

今度は相当レベルが高いので、今回みたいに上手くはいかないと思いますがチャレンジしていきます!

1位・2位・3位

最後までお読みいただきありがとうございました!